こんにちは、はじめまして。ガースーです。
閲覧、ありがとうございます。
2019年10月12日の台風19号凄かったですよね…
白鴎大学、また水に沈みました。
(大行寺キャンパスが)
知らない人も多いので説明しますと、
なんと
前回(2015年9月10日)も白鴎大学冠水しちゃってるんです
しかも今回は4年の充電期間を経て「100年に一度」の異名付き
オリンピック選手もびっくりの仕上げっぷり
正直笑えない。目も当てられない。
そう頭を抱えてるとき我々台風被害班、
SNS上でこんな噂を耳にしました
「白鴎大学は大行寺地区を守る貯水池としての側面がある!!」
いえ、言いたいことはわかりますよ?
「学び舎が貯水池なわけないでしょう!」
「そもそも大行寺地区にも被害出てるよ!守れてないじゃん!!」
いやはや全くもってその通りです、なんですかこの噂はまったく、けしからん!!
ちょっと学校に確認をとってきますよ!!!
…事実でした。
白鴎大学は付近の河川「思川」の氾濫を想定して建てられていたそうです。
ではなぜ!
白鴎大学は前回も今回も洪水に大敗を期してしまったのか…
こちらの画像をご覧ください
(タップで拡大出来ます)
※黒丸は氾濫ポイント
赤枠内は被害域
そう、今回も前回も当初の想定から外れたポイントで氾濫してしまったのです!
(ここ、一応タイトル回収です)
想定と違う!白鴎もボロボロ!!
誰もが崩れ落ち、裸足で逃げ出す状況ですが白鴎大学はそうではありません
ちゃんと対策をとっていました!!
前回の教訓を生かし、
迅速な車両移動、備品の耐水強
化、
館内の配置移動、そして何より有志の学生ボランティアの助力の甲斐あって↓↓↓
被害削減は
当社比約2倍!!!
流石、俺達の白鴎!!
建学理念の「PLUS ULTRA」は伊達じゃない!!
ところで…
皆さん、大事なこと忘れてませんか?
大行寺地区の事ですよぉ。
白鴎大学頑張っていますが、いかんせん大行寺地区の盾にはなれてない。自衛で精一杯。
こうなると市の対策も気になるところ。
我々、そういう所、抜かりありません。市役所さんに取材してきました!
そして、いいニュースが3つもいただけました!
1.豊穂川、一級河川に大変身
なんといっても度々話に上がる豊穂川、
想定外とはいえ彼にもっと包容力があれば氾濫しないのでは……
というわけで豊穂川、おっきくなります。
しかも!
田畑側に拡張するからビッグになっても市街地には一切迷惑をかけないイケメンっぷり。
8年後、一級河川の豊穂川の人気はうなぎのぼりだと思います。
2.広く浅くそして広く!!
田んぼダム!!
裏話から始めるとこの話が一番いろんな人に興味をもっていただけたんです。
なんて言ったって
大行寺地区の田んぼを全てダムにしてしまおう!!
っていう結構デカい話だったんですから。ビックリしましたよね?ね?
上の図のようなものとなっています。
でも大規模工事というわけではなく、有事の際に排水口にさらに口の絞った蓋をするだけ。それにより一時的に排水量落として広範囲で疑似ダムを作っちゃおうという計画!
お得!!
しかも「農作物の事も考え、24時間というリミットを設けているので稲穂にダメージが入ることは実質無い」と、市役所さんもお墨付き!
優しい!!!
現時点で380か所は施工が完了していてこれからも増えていくとのこと。
今後のダム達の活躍に目が離せない!
頑張れ日本!頑張れ田んぼダム!!
3.白鴎大学も協力、大行寺排水区
まず地図を見てほしい。
この地図、見憶えないですか?
無い?嘘だぁ、ちょっと記事さかのぼって見返してみてくださいよ。
そうなんです!!
最初のほうに想定外といわれて丸つけられてた氾濫ポイント付近なんですよ。
この土地を白鴎大学は市に売却して調整貯水池を作ってもらって
前回と今回の氾濫ポイントの受け皿として氾濫を食い止めるっていう計画なんです。
これどういう意味か分かりますか?
そうなんです!!!
元とはいえ白鴎大学の土地、そこが貯水池として強化されれば…
(間接的とはいえ)
今度こそ大行寺地区の
水害の受け皿の役割が果たせる!!
流石、俺達の白鴎!!
建学理念の「PLUS ULTRA」は伊達じゃない!!(2回目)
そこに痺れる憧れるッ!!
というわけで今回の3つの朗報は8年かけて完了するらしいです。
長いって思ったそこのあなた!!
(工事の予算組みとか農家さんへの交渉ってそこそこ時間かかるらしいですよ)
8年で沈まない大行寺地区、
沈まない白鴎大学ができると考えると結構短く感じませんか?
そうですよね!感じますよね!?
8年後の小山市に期待大です!
頑張れ小山!!負けるな小山!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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