下村先生からの助言シリーズ〜コロナ禍アルバイト事情について〜

私たちは、コロナウイルスの流行により、大学生のアルバイト収入はどう変化したのかアンケート調査を行いました。
その中の項目の1つに以下の内容を質問しました⬇️
Q.学費を払うことに影響はあるか

【修正前】

7割の人は、学費を払うことに影響が出るほどではありませんでした。

といった表現でした…。

【修正後】

上記のグラフの通り、学費を払うことに影響がでる学生が3割もいます!

どこが変わったかわかりますか??

修正点
【修正前】→特に問題のない7割に注目していて、問題視するべき3割の情報を何も指摘していない

【修正後】→グラフからわかる問題点をストレートに提示している
下村先生からの助言


例えば「リンゴ7割:ミカン3割」であったなら、「ミカンはあまり多くない」という言い方は正しい。それは、リンゴとミカンが対等な存在だから。

でも、もし1ヶ月に9日(=3割)地震が来たら、それを「地震の日はあまり多くない」とまとめに書くのかな?「9日もあった」と書くのでは? それは、地震が《正常ではない》ことだから。


例え話がとてもわかりやすくスッキリ!


マトモな目で考えよう
★コロナで学費を払えない=《正常ではない》
つまり、そういう人がいること事態を問題視する必要があるのです。
★数字や見た目だけに惑わされず、問題の本質を理解することが大切です。

世の中の謎を追求『下村ゼミナール』

2019年4月より始まった白鷗大学「下村ゼミ」のサイトです。 「世の中の疑問や謎を解く」というテーマのもと、日常に転がっている些細な謎から大きな疑問まで、 様々な事物に焦点を当て、研究を重ねています。 本サイトではその研究結果やその過程をブログや記事、映像化し、公開しています。

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