こんにちは🌞
まいまい・もえぴー・もかちんです
新型コロナウイルスの流行により、以前の生活と180°変わってしまった人、たくさんいるのではないでしょうか。
【当たり前】のことなんて1つもない
改めて強く感じることができました。
いきなりですが、、
下のグラフはなにを表すものでしょう??
私たちが調べたこのグラフは、コロナによってアルバイト状況が変化した大学生のアルバイト収入事情を表すものです。
- 対象 全国の大学生
- 期間 2020/4/29〜2020/5/7
- 回答 217名
- 方法 Googleフォーム
Q1.コロナによるアルバイトの収入は変化したか(減少・変化なし・増加)
上記のグラフの通り、、
収入【減】がダントツ多い!!
理由
- お店が休業になった
- 短縮営業になったためシフトがなくなった
- バイト先(都内)に行けないので働くことができない
特に、飲食店(居酒屋、ファストフード店等含む)での影響が1番大きかったようです。
それでは皆さん、学費は払えているのでしょうか?
Q2.学費を払うことに影響はあるか
(196件の回答)
この通り、学費を払うことに影響がでる学生が3割もいます!
私たちと同じように、大学生にアンケートを行なっている記事を発見⬇️
首都圏青年ユニオンという労働組合の方と連絡をとり、記事の元になった文書をいただき、私たちの調査データではつかめなかった、個々の具体例が見えてきました。
実際の相談の声
(全93件より1部抜粋)
・一人暮らしで家賃、光熱費、食費、交通費をすべてバイト収入で賄っている。バイト代は平均で月々15万円程度だった。バイト先が休業し、休業手当は出さないと言われ、収入が0になるから今後生活を維持できない。
・バイト先が休業になっているが給与補償は一切なし。親の方が生活保護を受給しており、世帯分離しているため、奨学金を使って学費を払い、自分のアルバイト収入月6万円ほどで生活費を賄っている。
首都圏青年ユニオンの紹介はこちら↓
本当に苦しんでいることが分かります。
このような厳しい状況では、学校を休学、もしくは退学せざるを得ない学生がいるかもしれません。
また、アンケートを見て浮かび上がったことは
学生がアルバイトをする目的は
「お小遣い稼ぎ」
であるというイメージが強いですが、
実態としては家賃や学費、生活費をアルバイトの収入によって補っている学生は多く存在している
ことが分かりました。
それにも関わらず、学生労働者が利用できる生活保障制度は全く整備されておりません。
そんな学生達に何か救いの手はないのでしょうか!!!
そんな中で政府から発表されたのが
学生支援緊急給付金!
◎学生支援緊急給付金とは…?
家庭から自立しアルバイトの収入などで学費を払っていたが、新型コロナウイルスの影響でアルバイト等が減少…。
学費を払うことが困難になり、学びの継続が困難になってしまう大学生を対象としている制度です。
以上のような状況に置かれている学生へ10万円の支給、そしてその中でも特に経済的に苦しい家庭(住民税非課税世帯)の学生には20万円が支給されます。
「コロナウイルスのせいでこれから学校へ通えなくなってしまうかもしれない……」
そんな悩みを抱えている学生のみなさん。
まず、文部科学省HPから出されている"申請の手引き"↓↓↓をチェックしてみてください。
また、不安な方や自分の判断では難しいと感じた方はまず自分の通う大学に相談してみましょう!
《ここで注意してほしいポイント!》
①急げ!白鴎大学の申請期限は6月10日!
各学校により異なりますが、現時点で我が校の申請期限は【6月10日(水)】となっており、期限が間近です!
文部科学省は大学側へ対し、推薦リストの第1次締切を6月19日としていることから、
6月10日前後を目安にしている学校が多いようです。
この機会を逃さぬよう、各学校から出ている学生支援緊急給付金についての情報を確認しましょう!
②申請のための要件が多い!!
これは申請の手引きの中にある支給対象者の要件が表記されているページ。
1ページぎっしりと要件で埋まっています。
「コロナでバイトなくなって金ないし、申請してみよっかな~」
なんて安易な考えの学生にはそう簡単に当てはまらないということがひとめで分かります。自分は給付を受けることができるのか。要件をしっかり確認しましょう!
以上のように支給対象となる要件の項目も多く、
支給を受けられる学生はかなり限られるのではないかと感じました。
実際に支給対象となるのは全国の大学生の6~7人に1人と考えられます。国民全員に10万円が支給される特別定額給付金とはかなり異なるものです。
文部科学省が学生支援緊急給付金という制度を行ったように、
学生への支援を独自に行っている大学も!
私たちの通う白鴎大学も遠隔授業を受講するための環境整備の経費負担軽減のため、緊急支援として、
在学生全員に一人当たり一律 50,000円
の支給が行われました!
学生 約5,000人 × 支給金 50,000円=
約2億5000万円…!
すごい金額です。
大学側からこの知らせを聞いたとき
「各学生の口座にお金が振り込まれるのかな?」なんて考えていましたが、
その50,000円はある日、こんな形で我が家にやって来ました。
現金書留でお金が届いたのは生まれて初めてです(笑)
そこで!
白鴎大学学修支援の素朴なギモンを学生課へ電話取材!
少し答えにくいような質問もありましたが快く答えてくださいました!
Q1.なぜ振込ではなく現金書留での支給になったのか?
A.迅速さを求めたから!
振込となると口座を調べるなどさらに時間を要してしまいます。学生たちの手元により速く支給金が届くようにと、現金書留という形になったそうです。しかし、先ほど述べたように本校の学生は約5000人。この人数分のお金をひとつひとつ手作業で封筒に入れたり…、気が遠くなるような作業です。経理部の方々だけではなく、職員総出で作業 をしたとおっしゃっていました。
Q2.このお金は一体どこから出ているのか?
A. 学校のお金…!(笑)
学生課の方を少し困らせてしまうような質問でした。「もしかしたら今後このお金が私たち学生から回収されるようなことはない?」という質問に対して、「そのようなことはないです!」と断言。
Q3.今回の支給金のように、今後また新型コロナウイルスに関係する支援というものはあるか?
A.わからない。
このような支援を決めるのは大学の上層部の方々。学生課では何も答えられない、とのこと!
今回の電話取材により知ることができた職員の方々の苦労を考えると、手元に届いた50,000円がよりありがたく感じますね…。
このように、新型コロナウイルスの影響を受けて政府や大学から学生向けに対応がされていることが分かりました!
ここまで主にアルバイトが減ってしまった学生たちへの影響について述べてきましたが、その一方で
【変わらない、もしくは増えた】
と答えた学生たちもいました。
しかし!そんな学生たちにも
アルバイトがあるがゆえの悩みや不安
があることが今回の調査により発覚。
ここではそんなコロナ禍の中で働いていた大学生たちの生の声をお届けします。
コロナウイルスに対する対策が行われる中の営業であったとしても、人との接触がある限りは感染のリスクが絶対にあります。
そんな大学生たちのお話、
もしかしたら共感してくださる方もいるのではないでしょうか?
【塾講師Aさんの場合】
「生徒へ教えるときは、
気を付けていても距離が近くなってしまう
のでそこから感染に繋がると怖いと思っていた。
手指等用に消毒液は置いてあったが
強制されていた訳では無い
ので衛生面でも心配な部分があった。
個人の判断であったため、
講師陣にだけでも消毒液を配るなどの徹底があれば良いのではないか、
と思っていた。
上司に言い出せない環境という訳ではなかったが、
個人的に気を付けていたので言わなかった。」
【飲食店勤務Bさんの場合】
「ファストフード店でアルバイトをしている。テイクアウトの提供があるため
休業になることはなく、むしろかなり忙しくなった。
コロナウイルスが流行り始めた頃は特に、レジや商品の受け渡しであったりお客さんとの距離も近く、感染への恐怖感があった。
しかし、この生活が続く中で最初に抱いていた恐怖感にも慣れてきてしまった部分もあった。
換気や営業時間の短縮などはあったが、もう少し感染防止のためにできることはあるのでは、と感じていた。
上司へは言い出しにくかった。」
アルバイトの減少により収入源が絶たれ困っている学生もいる中、
コロナウイルスを恐れながら働いていた学生もいたようです。
以前、我々のゼミが"台風19号"をテーマにした際にも似たような議題が挙げられました。↓↓↓
現在コロナウイルスの感染を恐れながらアルバイトをしている学生の姿は、昨年台風19号の上陸にも関わらず出勤指令を受けていた学生たちの姿と重なります。
危険を伴ったアルバイト出勤への対応は、大学生にとってかなり身近な問題だと言えるでしょう。
収入はないが感染リスクもない生活か、
収入はあるが感染リスクもある生活か、
緊急事態宣言は解除されましたが第2波などの恐れもある今、大学生のアルバイトへの取り組み方もとても難しい問題です。
以上のことをふまえて最後に私たちから大学生へ、コロナウイルス第2波に備えたアイデアを提案します!
1.第2波が来る前の小康状態の内に、リモート授業で時間が作りやすい内に、安全で稼げるバイトを集中的に入れよう
2.今のうちに、安全対策の鈍い上司を説得しよう
3.安全対策が甘くヤバいバイト先は逃げ出そう
4.感染が流行ると無くなるバイト・忙しくなるバイトが今回でわかったから、その両方の職種を普段からうまく掛け持ちして、自分で調整して失職しないですむように工夫しよう
5.学生支援緊急給付金などといった重要な情報は、今後も発表されるかもしれません。期限もあるので、文部科学省や自分の大学のホームページはこまめにチェックしよう
新型コロナウイルスによって
アルバイトや日常生活に不安がある・ないに限らず全ての学生に、私たちのアドバイスを参考にしていただけたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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